1・毎日でないのはもちろんですが、便を出すのに約10分以上もかかる。
2・便が固い。
3・もっと出るような感じがしてスッキリしない。
この便秘ですが、女子高校生から成人女性では約半数の方が“便秘”であるようです。
便秘になる原因を考えますと生活環境、特に食生活が大きな原因であるのは明白ですね。
便秘は、ホントに怖いですね〜。
1・ニキビ、吹き出物
2・肩こり
3・頭痛
4・腰痛
5・ガン
体内で発生する余分な“活性酸素”の発生原因のほとんどは、腸内環境の悪化によって発生する悪玉菌の仕業であるようです!。
活性酸素は身体をサビ付かせる働きが強く、病気のおよそ9割にも関係し、健康・美容の最大の的でもあります。特にガンとの関係は深いと思われます。
1・ストレス
腸の“ぜん動運動”によって便は送られるが、この動きは自律神経によってコントロールされていますが、ストレスを感じると自律神経によってぜん動運動が抑制されてしまいます。
2.・旅先など
便意があってもガマンしてしまうと、どうしても便秘になりやすい。
3・ダイエット
便は食事に含まれる未吸収のものがほとんどですから、間違ったダイエットでただ食事の量を減らしただけでは便そのものの量がすくなくなってしまいます。
4.・妊娠中や産後
妊娠するとどうしても子宮が膨らみ、その結果ぜん動運動ができずらくなります。
便秘になると、もっともリスクが大きくなるのが大腸ガンです。
大腸ガンは胃ガン・肺ガンに次ぎ3番目に多いのですが、これは腸内細菌と食べ物(タンパク質や、野菜、脂肪)が相互に関係してきます。
腸内細菌は、100種類以上、その数なんと100兆個もあると言われています。これはもう立派な“臓器”ですね。腸内細菌は栄養素の消化・吸収や一部のビタミンなどを合成しています。“腸管免疫機能”にも関係してきます。
善玉菌としてはビフィズス菌などの乳酸菌です。悪玉菌としては、大腸菌やウェルシュ菌、ストレプトコッカス・ボビス、スタフィロコッカス・ルドゥネンシス、ラクトバチルス・プランタルムなどといった菌で腸内にあるモノの腐敗・分解を行い、その結果、有害物質を生成したり、またその過程で大量の“活性酸素”を作り出してしまいます。有害物質は血液にのって全身を巡ることになり、これが吹き出物などを作ってしまうとも考えられます。でも最も怖いのはやはり“活性酸素”ですね。
オナラが臭いという時には、悪玉菌がはびこっている証拠とも考えられます。
便の色も濃い色になります。
高齢者の方で体臭が気になる方もいらっしゃると思いますが、高齢になるほど悪玉菌が優性になりますので、これが原因になっていることも充分考えられます。乳酸菌の積極的な摂取が望まれます。
この悪玉菌がはびこっているときに、タンパク質、特に保存食など古い食材(タンパク質分が多いもの)と、未醗酵の中途半端な有機肥料などをつかって作られた野菜や、古い漬け物などを食べると、ニトロソアミンという発ガン性物質が作られてしまいます。
また、脂質を過剰に摂取すると胆汁酸も多く分泌されることになりますが、悪玉菌は胆汁酸を二次胆汁酸というものに変化させて、これはガンのもととも言えるものです。
天然ビタミンCは、ニトロソアミンの生成を阻害する働きもあります。
乳房の内部は乳腺が詰まっていますが、ここには小葉(母乳を作る)と乳を運ぶ乳管とがあります。
乳ガンとは、この乳腺を形成する細胞がガンになることになります。
乳ガンは女性の場合は最も発生率が高く、女性の死因のトップを占めています。アメリカでは約1割の方 が発病しているとも言われています。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは細胞の代謝を良くする働きがありますが、乳房にやってくると乳腺の細胞の増殖を促します。この分泌が過剰になると、こんどは細胞を傷つけてしまうこともあります。こうして傷んだ細胞(変異細胞)は、増殖すると、いわゆる“ガン細胞”ということになります。
このエストロゲンは便秘によって過剰に分泌されることがわかっているのです。
乳腺の変異細胞には、エストロゲンの受容体がありますが、大豆に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと同様にエストロゲン受容体と結合することができます。エストロゲンよりも先に結合することによって変異細胞の増殖を防ぐことができるかもしれません。
ガンを防ぐとされる食材は他にもたくさんあります。ニンニク、ブロッコリー、お茶、キノコなどなど、これらを意識して食べることで、食べないよりは明らかに良い働きがあると思います。
食べたら出す!
“快食快便”...良い言葉ですね!