ひとりごとです。


現代医療や健康診断を否定しているわけではありません。念のため...) 

 私ども、“なぜ”ということと“極大”、“極小”ということをよく考えます。

 “なぜ”は理由ですね。なぜそうなっているのか、なぜそうなるかのか。。。ということです。

 “極大”“極小”は、たとえば、このページの目的は“健康を応援すること”ですが、その結果、健康を維持している人、つまり「健康キーパー」がたくさん出来たら良いとおもっています。このとき、もし仮に全ての人が「健康キーパー」になったら、と考えるのです。そうすると、いろいろ見えてきますね。。

 全ての人が「健康キーパー」つまりホントの健康を維持している、とします。
 とてもすばらしいことですが、一方では職を失ってしまう方々が出てきてしまうこともあるかと思います。
 民主主義社会においては経済を無視して行動することはできませんが、健康キーパーをたくさん生み出すと経済的に困る方々も存在する、という事実が日本の変な規制の原点なのかな?なんてことを考えてしまうこともあります。もちろん法律や規制といったものは国民を守るというのが大原則なのだとはおもいますけど。。。一部の利権を守るため、、になっては欲しくないですね。

 ある勤務医のお話ですが、健康食品等を利用して患者さんを治療して好成績を収めていたため評判にもなった方なのですが、しばらくして地方へ飛ばされてしまったとのことです。その理由が「病院の売り上げに貢献しなかったから」だそうです。健康食品等は医薬品ではなく、たとえ治療に利用したとしても病院の売り上げは当然おちてしまうわけですから。。医師もつらいものですね。。。

 昔の医療といえば、血抜き(瀉血)であったようです。(今でも肝炎などの治療では一部行われているかもしれません。)
 いわゆる、悪い血を抜いて病気をなおそうとしていた時代です。
 その面影は、現在、街のあちこちで見ることができます。

 床屋さんですね。。。
 赤と青のくるくる回るシンボル。
 あれは血管の動脈と静脈を表しているのです。
 普段から刃物をもって人に接していた床屋さんこそ「血抜き」をしてくれる存在、つまり医者(?)だったのです。

 そんな医者(?)は経済的にはとても恵まれたものではなかったようです。
 それを現代のようなカタチにしたのがアメリカ医師会の1899年から1924年まで米国医師会(1847年設立)を支配し、全国規模の権力に仕立てあげた“ある方”のようです。この方、現在では「米国史上傑出したニセ医者」とされている方ですので、おだやかではありませんね。

 このあたりの話は「ホメオパシー医療」とか「アロパシー医療」で検索するといろいろとご覧いただけると思います。

 「ホメオパシー医学」とはサミュエル・クリスチャン・F・ハーネマン(1755〜1841)という医師が提唱したもので、彼の著作『医学概論』が出版された1810年に公式に成立したとされているようです。「同種(同毒)療法」、すなわち「健康な人に疾患を起こさせる薬物をごく少量投与する治療法」に基礎を置いているようです。現在でもフランスではこの原理による医薬品があったり、英国バッキンガム宮殿での治療はホメオパシー医師であるようです。

 「アロパシー医学」とは、米国医師会の設立当初から主眼に置かれている医学で、病気の症状を押さえる「逆症(対症)療法」の医学のことです。これは現在、日本を含め現代医学の中心的な治療法になっておりアロパシーは公認の医科大学で訓練を受けた医師が治療を行わなければならず、外科手術と投薬に極端に依存する治療法です。

 アメリカ医師会(AMA)は初めからアロパシー学派という単なる同業者の集まった圧力団体であり、競合相手のホメオパシー派の医師たちを妨害し、廃業に追い込むという目的のために組織された、ということですので、これまた穏やかではありませんね。

 詳細はユースタス・マリンズ氏の著書『医療殺戮』(面影橋出版)をご覧になってみてください。

 現代の医療の現場はとてもすごいですね。。
 ひたすら頭の下がる思いです。
 多くの患者さんを前にして日夜奮闘される医療関係の方々。本当にありがとうございます。
 一生懸命になって患者さんを助けたいと仕事をしても、なにかちょっとでもミスがあれば責められてしまいます。
 直接、人命に関わるお仕事、、とても大変なお仕事だと思います。



 病院はたくさんあり、連日大勢の患者さんたちで超満員。

 莫大な費用をかけ、日夜さまざまな研究をしているというのに、なんで患者数は減少しないのかなぁ....? 

 病院は治療を施すところで、決して病気を予防するところではないから...?

 「治療」というからには、その前に何らかの疾病が先にあることになるし...。

 もし病院でなく「予防院」がたくさんあり、そこが「未病人」で連日の超満員にでもなれば、きっと患者数は減少するんだろうなぁ...。

 ...悲しい涙...なんとか減らせないものかなぁ。

 年をとれば、みんな病院のお世話になるのが当たり前?となっている今の世の中、やはりどこか変。

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 先日、こんなことがありました。

 いつも仕事を一緒にしている人たち(30代)に、「健康にいいこと何かしてる?」といったのです。・・・

  Aさん:別に....時々走ってはいるけど。

  作者:ふーん、他には食事とか栄養とかは、なにか気を使ってるか?

  Aさん:そんな面倒なこと考えてる暇無いよ。ちゃんとご飯食べているから大丈夫。

  作者:ちゃんとご飯って?

  Aさん:ちゃんとご飯は、ちゃんとご飯だよ。好き嫌いがないから結構なんでも食べてるよ。

  作者:出てくるものは全部食べてるんだ。

  Bさん:いちいち栄養のことなんか考えなくたってみんな元気だからいいんだって。面倒くさい。
      (そう言ってぶつぶつが出来ている腕をボリボリ。)

  作者:でも、人間のからだってみんな口から入る栄養でできているんだよ。正確には栄養素だけど。

  Cさん:そうやっていちいち考えていたら、そっちのほうが体に悪いって。
     (ここまでくるとなんか険悪なムードが....。顔は笑っているけど、語気が荒い...。)

  作者:それもそうだけど、なにも深刻に考えることはないよ。知識としては持っていたほうが良いと
     思うけど。それを少しずつでも実行していったら、健康にすごく良いと思うけどなぁ〜。

  Aさん:それが面倒だっていうの! いいんだよ、なにやったって風邪ひくし、病気になるんだから。
      風邪ひいたら薬のんで、もっとひどくなったら、そのために医者がいるだろうが!
      健康診断してるだろ。それで充分なんじゃないの?

  作者:健康診断は何処か悪くなってからはじめてわかるものだから、それでは遅いと思うけど。
     予防できるなら、少しでも何かしたらいいとおもうけどな。

  Cさん:だから....そんな面倒なこといちいち考えている人いないって!
      (だんだん息があらくなって来た感じ....。こりゃやばい。)

  作者:はいはい。そうですね。
     (ここまでガンコだったっとは.....。こういう人たちは決まって怒りっぽいですね。)

  このときわかったのですが、みなさん面倒くさがりということ。

  面倒なことは他人に任せ、できるだけ楽していたい。

 それはわかる。これは人間の心理だから。でもこういう面倒くさがりやさんが自分の健康管理なんかしないで、よく風邪を引いたり、もっとひどい病気をしたり、そうして今度は医者つまり他人に自分の体を預けることになるのではないかな、と思ったのです。いくら気を付けても風邪を引ひくことはあるでしょうけれど、風邪をひく確立はグッと減るとおもいます。
 入院したら看護婦さんに面倒見てもらうからいいや、と冗談っぽく言う人もいるかもしれません。
 でもやはり病院より、外の空気のほうがずっと良いですよね。

 ある健康講演会に出たときですが、質問の時間になったときに熱心に講師の先生に質問をするのは50代の方がほとんどでした。50代ともなれば検査結果に異常が現れる確立がどんどん高くなってきます。こうなると、いくらなんでも、面倒がってばかりはいられないのでしょう。

ちょっと横道にそれましたが、以下、“ひとりごと”の続きです。


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 そういえば、「予防医学」という言葉もあったような....。

 茨城(作者の地元)にも予防医学を研究している公的機関があったハズだけれど、一般市民にはな〜んにもフィードバックされていない...?

 これは予算の無駄かぁ?

 正常分子栄養学の講師を招いて、「食事(栄養素)と健康」と題する定期公演でもしたほうがよっぽど、みんなのためだと思うけど...。

 今年もインフルエンザの予防もできなかったし....。

 せめてお茶や紅茶でうがいをしましょう!、くらいは言ってもいいのになぁ。

 厚生省などから「皆さん風邪予防にビタミンCを何千ミリグラムもとりましょう。」...とはなかなか言わないか..! 

 このあたりの考え方から認識を新たにしないと風邪すら予防できないような....。 

    つづく....


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