ピロール米、栽培記録インデックス

- 2002年度 -

(9/11現在、2002年9月11日までの状況です。)


 米作りは、稲刈り後からもう始まっています。翌年の為に耕作したり、稲わらを敷いたりといった土作りをするわけです。今年は、土作りのために、“苦土重焼鱗”という資材を使っています。農協によりますと長年稲作において多くの農家で使われ、非常に良い結果を得ているとのことです。植物の結実の為に必要なリン分の補給にもなります。

 今年は、AT-3という納豆菌の一種を繁殖させた“醗酵鶏糞”を元肥として使っています。
 10アール当たり、300kgの“醗酵鶏糞が必要ですが、今年の場合、約5割をAT-3として、残りを通常の“醗酵鶏糞”にしています。
 AT-3は、雑草の種の発芽抑制効果があり、除草剤などを使用することなく、雑草対策に貢献する優れものです。
 この“醗酵鶏糞”は有機資材として認められています。昨年も使用しましたが、種から生える草はほとんど生えてきませんでした。今年は多少生えてきましたが、それは手で簡単に除草できる程度でした。

 追肥には、今年は通常は元肥に使うコシヒカリ専用の化成肥料を使いました。1反あたり10kgほどです。
 通常は効率の良い窒素肥料を使うようですが、総合的にバランスが良いため元肥用の肥料を使いました。
 昨年は追肥にも醗酵鶏糞を使いましたが、ピロール農法との相性では、化成肥料の方が良いようです。
 有機肥料は元肥にはいいのですが、ピロール資材の散布と追肥の時期が近いため有機肥料がもつ分解作用を行う菌が、ピロールで繁殖させるらん藻の繁殖に影響を与えることが懸念されるためです。

 基本はピロール農法ですから、繁殖したらん藻による優れた働きを期待することにしました。

 ピロール資材の使い方は、ピロール農法HPをご参照ください。

 今年は除草の為に“カブトエビ”を導入しました。カブトエビは田圃の草取り虫というようですが、まだ初年度ですのでこれと言った効果はでませんが、来年以降、うまくいけば繁殖して除草効果を発揮してくれるかもしれません。詳細は後ほど...。



 今回の画像記録は、5月15日の田植え後の写真からとなっています。

 4月 今年は写真を撮っておきませんでした。
 5月 今年も無事に田植えができました。
今年は天候が悪く、後半には雨に降られて全身ビショビショでした。
15日,31日
 6月  苗は根を張り、幹も太くなり、そして分けつをする大切な時期です。 8日,8日の2,16日,22日
 7月

 ピロール資材を散布したり、追肥をしたり、そして稲はいよいよ穂を付け出します。

 草取りは、非常に疲れる作業です。

3日,8日,13日,14日,18日,21日
 8月

 おいしいお米となる大切な時期です。
 今年は草が多かったです。

 コナギとオモダカ、なんとかなりませんか...。

3日,7日,10日,16日,18日
 9月  いよいよ収穫です!  1日の1,1日の2,7日,11日,
 10月    

 畑 編
畑では、ジャガイモやスイカ、トウモロコシ、ナス、タイのナス、ハーブ、ピーマン、トマト、唐辛子、ヤーコン、ホドイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモ、ネギ、イチゴ、山ミツバなどを栽培しています。 その1,その2,その3

        

4月
データなし

5月
15日,31日

6月
8日,8日の2,16日,22日

7月
3日,8日,13日,14日,18日,21日

8月
3日,7日,10日,16日,18日

9月
1日の1,1日の2,7日,11日,

10月
 

畑 編
その1,その2,その3

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