ピロール米、栽培記録インデックス

- 2001年度 -


 米作りは、稲刈り後からもう始まっています。翌年の為に耕作したり、稲わらを敷いたり、私の場合はさらに米ぬかを10アール当たり100kgほど散布したりといった、土作りをするわけです。稲はケイ酸植物と言われるくらい、ケイ酸を必要とします。そのためのケイカル資材を散布したりもします。稲わらの分解促進の効果も得られます。稲はもちろん人体にも必要なミネラル(各種微量金属元素成分)分を補給する資材も同時に散布しています。

 今年は、AT-3という納豆菌の一種を繁殖させた“醗酵鶏糞”を元肥として使っています。
 10アール当たり、300kgの“醗酵鶏糞が必要ですが、今年の場合、約6〜7割をAT-3として、残りを通常の“醗酵鶏糞”にしています。
 AT-3は、雑草の種の発芽抑制効果があり、除草剤などを使用することなく、雑草対策に貢献する優れものです。
 この“醗酵鶏糞”は有機資材として認められています。

 追肥には、通常の“醗酵鶏糞”を使いました。追肥では1反あたり150kgほど必要になります。
 でも、この“醗酵鶏糞”はちょっと臭うのが問題ですが、これもおいしいお米を作るため...です。

 もちろん基本はピロール農法ですから、ピロール資材も利用します。

 ピロール資材の使い方は、2000年度産画像インデックスをご参照ください。

 今年は、さらに、“ハイテク米天竜”というコシヒカリも栽培しています。
 これは、島崎種苗(株)様のご厚意により、種籾を分けて頂いたものです。
 中央の圃場での栽培になりますが、この“ハイテク米天竜”は、その特徴から元肥を150%ほどにする必要があるとのことで、この圃場のみ、“醗酵鶏糞”に加え、コシヒカリ用化成肥料(農協推薦品)を50%入れています。

 “ハイテク米天竜”の苗の栽培は、お隣の方へ依頼して栽培していただきました。



 今回の画像記録は、“ハイテク米天竜”の苗の栽培と田植えの準備風景からとなっています。

 4月 苗作りは(天竜)のみです。
水路の整備では、かなり時間がかかりました。畔波板をできるだけ埋め込みました。
AT-3という醗酵鶏糞の資材も取り寄せて田圃に散布しました。これが元肥になります。特別な納豆菌の一種が含まれ、これによって雑草の発芽が抑制されるとのこと。球根などには効き目が無いようです。
7日15日20日22日
 5月

いよいよ田植えです。
今年は水の出る量が少なく、準備に手間取ってしまいました。それでもなんとか9日には田植えをすることができました。

その後、ポンプが故障しましたが、10日には無事修理完了です。

しかし15日にもまた故障しました。

6日9日10日13日14日15日15日の216日17日18日20日の120日の221日22日23日24日25日26日27日28日29日31日
 6月  苗は根を張り、幹も太くなり、そして分けつをする大切な時期です。 1日2日3日4日5日7日8日9日11日12日13日16日17日の117日の218日19日20日21日23日25日26日
 7月

 ピロール資材を散布したり、追肥をしたり、そして稲はいよいよ穂を付け出します。

 草取りは、非常に疲れる作業です。

 1日4日7日10日15日18日20日22日23日25日28日30日
 8月  おいしいお米となる大切な時期です。
 22日には台風11号の直撃かと思いきや、関東以北では被害はそれほどでもなく、ホッと一安心でした。
 7日9日14日17日20日22日24日27日
 9月  いよいよ収穫です!  3日8日の18日の213日15日19日
 10月  サツマイモ掘りを楽しみました(^^)。  28日(イモ掘り)

        

4月
7日15日20日22日

5月
6日9日10日13日14日15日15日の216日17日18日20日の120日の221日22日23日24日25日26日27日28日29日31日

6月
1日2日3日4日5日7日8日9日11日12日13日16日17日の117日の218日19日20日21日23日25日26日

7月
1日4日7日10日15日18日20日22日23日25日28日30日

8月
7日9日14日17日20日22日24日27日

9月
3日8日の18日の213日15日19日

10月
28日(イモ掘り)

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